ぼやけた昼下がり
薄暗い昼の
ぼやけた色彩
温もりは常に依存を求め
そこにいる私は
心地よい温もりから
逃れることができない
目を見開いたまま
砂糖菓子の夢を見るばかり
音を立てて
刻んでいく絶対的な針に
少しずつ急き立てられ
私は14時の絆を目指し
その依存を振り払う
そんな、ぼやけた昼下がり
砂糖菓子は時間の隅で
手を振っているのでしょう
written by 月ノ音 姫瑠
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