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世界と世界のラプソディ

この手から生み出されし
言の葉の一片一片
欲の塊であるならば
零れていく音は
静寂に響く
淋しきラプソディ

指で言葉は踊り
口で歌は歌われる
差し出す手のひらは
不器用そのもの
上手く踊れぬ踊りと歌で
今宵はルージュに輝く葡萄酒を
屋烏の愛に狂い死ぬ

快楽の頂にあるものが
救済そのものだと気づいた刻
塞がった傷跡が広がる痛み
頬を伝う世界の悲しみ
純潔は崩れいく
虚無に塗り替えられる落花流水
美しく奏でては
否定の言霊が似合いの形相
信憑性は皆無

悲しみは雨の音
喪失した言葉など散っていた薔薇
壊れ喰われ水溜りに映る姿は
死人のように笑う七年前の姿
泣くことも出来ず
唯々憎しみ笑う鴉の姿

不器用に掴んだ手が
童話世界の脳に耐えられず
壊したいと望む世界であるならば
奏でる旋律は殺戮
ルージュに輝く鮮血が
静かに世界を壊していく

首を斬り落とす日々が
パズルを崩すように
世界を切り崩していく
土塊に落ちていた言葉は
儚くも懐かしい幸せの言葉
それをも喪失されたものだと断言できるなら
全てを棄ててしまえるのだと
棄てきれずただ佇み嘆きの言葉を吐く
この言葉があるからこそ
世界の破壊が止んでしまう
世界は終わりを迎えない

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