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弱く儚い獣の血 いつ幻か現に消えぬ 胡蝶の夢にも喩えねば 獣も世には現れぬ 見せた幻美しきかな 酒池肉林の宴を差し置いて 血溜まりの紅は花魁に 吼えるその声天の空 強くあれとの一声に 怯えた姿は一輪の花 獣愛しき星々の 煌きすでにほど遠く 月の明かりのすぐ下で 鳴き声あげては 眠りに就け...
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