感情の波
未だ、感情が沸き溢れ出る感覚が止まらないひめるんです(笑)
何を見ても涙が出そうになって、全てが「悲しい」って思えてしまう。
綺麗なものを見ても、嬉しいことがあっても、もちろん、悲しいことがあっても。
とても悲しくなる。
とても泣きたくなる。
それは一瞬なんだ。
一瞬触れてから、そのまま消えてしまいそうになりながら悲しくなる。
きっと、私は誰にも見えない私になる。
そう「何者にもなれない私」だよね。
ピングドラムの影響受けすぎだよね。
この言葉はピングドラムの受け売りだけど、消えてしまいそうになるのは本当。
きっと、私は誰にも選ばれていないからかしら。
これもピングドラムの受け売りだけど。
消えそうになったら、誰か私の腕を掴んでくれるのかな。
私を此処に連れ戻してくれるかな。
誰かの気を引きたくてこんなこと書いてるんじゃない。
「誰か助けて」って本当は言いたいんだ。
でも、そんなこと言わないから。
私はそんなこと言わないから。
結局私は、声や記号で嘘を吐いてる。
なにもないように、誰にもこんな私を見られないように。
そうし続けているのが辛い。
ガラスの箱の中にいる私を見てくれる人は、とても少ない。
此処から出たい。
でも、出口なんかなくて、壊すこともできなくて、私はずっと独りだったのかもしれない。
となりで笑って話をしていても、手を繋いでも、気がつけばそれはガラス越しで。
全てのものに見えない壁がある。
私は此処にいない。
私は私の世界にいる。
此処から出たい。
此処はすごく寂しい場所なんだ。
誰かと一緒にいるのに一緒にいない。
一緒にいることに怯えてしまう。
そんな世界。
それが私のいるガラスの箱。
きっと、私の力だけでは此れは壊せないんだ。
多分ね。
written by 月ノ音 姫瑠
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