風華
世
界
ゲシュタルトの崩れる音と共に
貴方の後ろを歩いたまま
私だけ貴方の後ろに真っ白な光を見つけ
貴方は赤黒い血液の世界だけ見つめている
二人の詩人
言
葉
無限の力と永遠の世界
互いに紡ぐのは
音の葉に乗せた言霊
貴方の世界を歩く私は
貴方のように奇麗になれましたでしょうか
風
華
貴方は言葉を紡ぎ続ける奇麗な人
風となり華となることを望む貴方は
不浄の世界を見つめ
その世界を言の葉で捉えながら死を想う
美しく尊き人
清
香
風華の言葉を拾い集めて
空に解き放たれた貴き水
貴方の後ろを見つめながら
死の言葉と生の言葉を音と成し
浄化を望む人の化け物
written by 月ノ音 姫瑠
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