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障害に纏わる 混沌の底無き海 小波の音でさえ プランクトンは渦巻く 意識が意識を招く 澄んだ空から爆音 心臓の飛び散る音 白煙が立ち込める 汚れてゆく 山の淵に残された 三拍子のワルツは 知らないうちに眠っていた ...
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チャイコフスキーは素敵 一つ一つの音に 言葉が舞っているようで 綺麗 音が 生きている 楽器が おしゃべりをしている 私はそう感じる これじゃあ 寝れないよ 綺麗 綺麗だよ チャイコフスキーは 何を想って曲を書いたんだろう 誰に捧げたかったんだろう こんな綺麗な音楽 技術だけじゃ書けな...
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綺麗に死体が残ったら アタシを貴方の首にスケッチして アタシはソコで生き続けるわ 貴方が息をするごとに アタシの息遣いが聞こえませんか? 貴方が耳を澄ませて聞いていた 雀のような鳴き声が ソコで聞こえるでしょう 喜怒哀楽が混ざった シュレディンガーに負けたアタシの声 綺麗に死体が残ったら アタシを身体で飼ってちょうだ...
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貴方の側が、おそらくEDENなのでしょう。 胸を締め付ける苦しさも、息のできない辛さも。 EDENではない、此所に居るから。 EDENに辿り着くための時間は、一瞬で飾られる。 涙を零すより、笑みを洩らすより。 儚くて永遠。 求める場所は、いつもすぐ側に。 美音に綴られる貴方の肉声のEDEN。 ...
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言葉の断片が 頭を過ぎる 繋がらない 今は書けない 一つ一つ 気泡となって 浮かんでくるソレは いずれ 水面に昇ると同時に 消えてしまうのでしょう ...
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詩でアタシを殺して そして、永遠に生き続けるから 手首から焼き払って頂戴 何人も殺してきた指先を狼に差し上げて頂戴 音の葉を紡いだこの口を薔薇でいっぱいにして頂戴 詩でアタシを殺して 死をも超越した永遠を アタシに頂戴 永遠に謳えない器を アタシに頂戴 ...
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少女の目に映るのは退廃 しかしながら その世界に咲く花の放つ光こそ そこに生きる少女そのもの だからこそ その目に映る全てが 美しく儚いのだ ...
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伝えても伝えても 伝えきれない言葉がある ちゃんと伝わっているか不安で 何度も何度も 心の底で呟く 聞こえないように聞こえないように 呟くのは、いつも心の底だけ その言葉は悲しく 届かない太陽を見ているよう 悲しみと喜びは いつだって隣り合わせ その言葉が悲しく聞こえるならば それは言葉の意のま...
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言葉は引き金。 百聞とて生きていれば痛みに変わる。 それは言魂。 見えない感覚。 雲隠れの新月。 閃光と共に痛みが走る。 體は騙されやすい。 引き金の弾く音こそ痛みの源。 巡る分泌物。 目の前の光は現実。 決して幸福に向かう事のない光。 ...
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