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憎き肉片を焼き殺したところで 紅い眼をした女の憎悪は止まず 巨大な鎌を振りかざし 笑いながら血飛沫を浴びては 滅びの世界を望むのでしょう 背には鴉の翼を持ち 無造作に伸ばした漆黒の髪は 緩やかに片眼を被う ボロ布で出来た黒きドレスは 赤黒い染みが浮かび ドレスとは思えぬほどに破れている 『貴女はまだいらっしゃっ...
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