眠りの森の出口に
いつも君がいる
背の高い笑った君
私は医学的要素に縛られて
苦しみながら君を見る
夢の私はどんな顔をしているのか
夢の君しか知らない
それでも
いつも君が笑っていてくれるから
胸の奥で心から良かったと思う
夢が誰かの作った虚像の世界だとしても
そこで君が笑っていてくれることが
私はとても嬉し...
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人の一番恐れるソレを
目の前に置きながら
砕けそうなペルソナを
自分自身を誤魔化すように
顔面に押し当てる
優しい笑みを浮かべているにも関わらず
上手く進まぬ時計の針と
目の前をちらつかせる恐ろしいソレは
愛しさと心を通わすごとに
ゆっくりと動き出す
それは、ペルソナが音を立てて砕けていくよう...
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赦されない過去への懺悔
閃光が招く
朽ち果てる世界
眼前に墜ちる
黒と青の一次元
数多の罪を背負い
罰の剣を胸に刺しながら
私は懺悔を口にする
小さなナイフを
また一つ刺しながら
彼方の苦悩は
私に向けられた罰
痛みを知らなければ
懺悔は終わらない
その痛みに耐え兼ねて
瞳から...
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