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コッペリア

時を刻むごとに
消えていく灯を見つめ続ける
仄甘いモノクローム

重ねながら嘆き
嘆きの底は果てを知らぬ光となりて
目の前にて色を成す

美しきは残酷
求め続けた答えの先に見えた実態は
手のひらで踊り続けるコッペリア
自動人形の硝子玉に映る世界は
悲劇的に繰り返される
幾つもの灯火

鮮やかに彩る光の訪れ
星々に夢見た幻想
壊れかけたオルゴール
脆く儚い灯火が
モノクロームの輝きを取り戻す

コッペリアの両腕には
掴みきれぬほどの
永久に美しき泡沫
その美しきこそ
手のひらの概念をすり抜けて
コッペリアが少女へ戻る
蒼き静寂なる瞬間

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