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少女の目に映るのは退廃 しかしながら その世界に咲く花の放つ光こそ そこに生きる少女そのもの だからこそ その目に映る全てが 美しく儚いのだ ...
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伝えても伝えても 伝えきれない言葉がある ちゃんと伝わっているか不安で 何度も何度も 心の底で呟く 聞こえないように聞こえないように 呟くのは、いつも心の底だけ その言葉は悲しく 届かない太陽を見ているよう 悲しみと喜びは いつだって隣り合わせ その言葉が悲しく聞こえるならば それは言葉の意のま...
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言葉は引き金。 百聞とて生きていれば痛みに変わる。 それは言魂。 見えない感覚。 雲隠れの新月。 閃光と共に痛みが走る。 體は騙されやすい。 引き金の弾く音こそ痛みの源。 巡る分泌物。 目の前の光は現実。 決して幸福に向かう事のない光。 ...
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悼みの秋芳 茜空は清澄にして森厳 瓦全に甘んじて自裁に転じては 身を妬く甘酸など 雲居に上り詰めれば いかに眇々にして愚かでありましょうか 畢生は落花流水の如き 夢境に咲く花とて惜しまれる 康寧は形影相弔い 幽愁は錦上に花を添う 夢幻泡影を捉える活眼において 世を渡る万物など 騏驥隙を過ぐ秋芳...
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凍てつく心臓を 貴方に差し上げます 正義と魔に取り憑かれた 女帝の両手 その両手から下される審判は 碧落を舞う翼であり 溟海へ誘う鉛である 拘束着を纏わぬ者へ 枷と鋏、審判は如何に 運命を受け入れる者に幸いあれ 運命に逆らう者に栄光あれ Au revoir Moi et v...
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女帝の下す判決は 白銀の冷酷 失くしては嘆く心の鏡 白銀に写る女帝の眼は 紅に輝く 希望の光 ...
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言葉にしたくても 言葉にできないこともあるのね 綴ろうと決めても 胸が痛くて、苦しくて 指先が動かないんだわ それでも私が綴りたかったのは 貴方のきらきら光る その目だった 全て変わってしまったのに その目だけは変わらない きらきら きらきら もう それだけで十分 ...
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絵の具の蒼を 水で溶いたように うっすらと光の灯る 時間の境界線 キラキラ光る窓の外は 夜の帳が降りる予兆 一秒の中で確実に 色彩を増していく 魔法の時間 ...
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1が0に変わる瞬間 私はどんな夢を見ているのかしら 金平糖が囁き お姫様は舞いながら 私の傍までお出でなさるのね マイムに誘われて 私は華奢な白い手を取り キスをする  一緒に踊りましょう… 幻想的に見た世界は 優しい甘い香り 甘いホットミルクで 私とパドドゥを… 夢...
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