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朱の罪は赤と青を生む

罪深きは
まごう事なき朱

記憶の彼方
抗えぬ恐怖の君
滴は落ちる
青と赤の協奏曲
君の赤
私の青

殺される記憶
ナルシシスティックに
爪を立て、肉を抉り、傷を舐める
妖艶な君
灰色の部屋
組み敷かれる花
私は絶える

絶叫は谺する
君が殺した記憶の赤に
體は染まる
殺せない花を目の前に
私を殺す
痛みが走る
嘆きは誘う
青の世界へ
消える色
取り消される線
何もない青

線と色が消えた場所
如何なる時間が過ぎようと
それは巻き戻す時間さえ取り戻せない
赤を拒んだ私は青に引き篭る
此処にしかいない私
何処にもいない私

嗚呼、罪深きはまごう事なき朱
即ちこの身体なり
この肉片さえ捨てることが出来たなら
記憶という名の恨みの花を
咲かせることも
なかったのだろう

“朱の罪は赤と青を生む” への2件のフィードバック

  1. @RenHuuka より:

    朱を棄てても
    恨みの花が咲くとしたら?

    それならいっそ
    朱を喰らえば良い。

  2. 月ノ音姫瑠 より:

    イエス
    朱こそ私の憎むべき世界の中心

    世界の根底を覆し
    私は歌う

    朱などなくとも
    あなたとは繋がれる。

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